アメリカのポップアイドルグループ、THE MONKEYS のボーカルDavy Jones氏が心臓発作で亡くなった。今だと”誰それ?”状態かもしれないけど、それこそおいらの人生にかなり多大な影響を与えた人でした。今や曲だけはかなりの人が知ってるだろうというDaydream Believerは日本でも故忌野清志郎さんはじめ色々とカバーされたりで耳にしてる人も多いかもしれないね。
この人が活躍してたモンキーズってバンドは、イギリスのビートルズに対抗するためにアメリカで意図的に作られたバンドだったんだよね。デビュー当初は自分が生まれる前だったので、自分が知ったのはリバイバルヒットの時だったんだ。ちょうど中学2年の時。KODACKのフィルムのCMのBGMであのDaydream・・のサビ部分が使われて、その同時期にTV番組THE MONKEYS SHOWの再放送がされてて・・・(これ関東オンリーだったんだろうか?)これがめっちゃくちゃ面白かったんだ。それで色々各地でぽつぽつ火がついて第2次ブームがごーんと来たんだよね。
なので、自分が好きになった頃っていうのが本来のブームの十数年後だったんだよね。それで当時を知る叔母やら学校の先生どもは「なんで今モンキーズ??」とか、特にビートルズファンの人やらからは「あんなのビートルズのパクりバンドじゃん、どこがいいの?」なんて言われた。
わかってるよ、その経緯もわかってるけど、人に作ってもらった曲を指示通り歌ってただけかもしれないけど、それこそ本当に演奏も出来たのかどうなのかもわかんないけど・・でも、好きだった。全然キライじゃなかったんだよね。むしろムクムク興味沸く感じで。。
お陰で英語に興味持ったのもこれがきっかけだった。わかんないんだけど歌の歌詞がなんて言ってるのか知りたくて辞書とか引きまくった。でもまぁ、、きっかけだっただけで勉強になったのかどうだかw 当時の英語の成績に少なからず影響したのは確か。
再プレスされたレコードはバカスカ売れてフィルムコンサートが開かれたり、新しくファンクラブなんかも出来て、今で言うテレ東の”おはスタ”なんかでも特集されて、更にはDavyが来日してライブもやった。当時MONKEYSをよく取り上げてたラジオ番組のパーソナリティーの人がたまたまコンサート来てて自分の席の後ろでサインもらったりもした。
その上たまたまそこで知り合った子がそのコンサートの少し前の握手会で1番を取った子でご褒美にDavyにチューされた子だった。自分はその握手会に参加したけど、人が集まりすぎて途中でイベント中止になり、長時間並んだのに会えなくてその後3日間寝込んだよね。。。そのコンサートの後その時知り合ったその子とDavyが宿泊してると噂されるホテルに突撃したりとか(^^;; まー今思うとほんと、若さと偶然に押し流されつつ突っ走ってたという。いやぁー若かったねえw 我ながらすげえ行動力だよな。。
ということで、リアルタイムではニューウェーブとか言われるものが流行ってる中それらを聞きつつ時代には逆行した過去のものも同時に聞いてたんだよね。自分の叔母の若い時代に流行ったものだったので、当時のレコードを持ってる人が居て、譲ってくれたりもしてね。
その理由が、モンキーズより野口五郎にハマったのでもうこのレコードいらないってことだったんだけど、それもどうかと思ったんだよねw
・・・ってかなり脱線してきてしまったけど、、とにかく!!モンキーズはおいらにとっては洋楽の入り口になってくれたバンドだったのでした。他のメンバーももちろん魅力的ではあったんだけど、自分はほんとこの人が好きでねえ。その後も何度かリバイバル的な動きはあったり、THE MONKEYS SHOWの映像BOX発売されたりとかもしてたけど。。
あぁ。66歳ですか。早いですね。その当時、自分がこんなふうに曲を作る仕事するなんて思ってもなかったけど・・・自分にとってすごく身近になった海外文化の色々なトキメキやワクワクに触れるきっかけになってくれて本当にありがとうございました。ゆっくりお休みください。。
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