2016年5月17日火曜日

子猫を保護したはなし(すげえ長文)

 はぁ…また結局1ヶ月空いちゃいましたね(;´Д`) 適度に息抜きしつつ、ちょーーっと綱渡りな感じのひと月でございました。ようやくひとつはけて、イベント出演も終わってこれからまた別案件でデスマーチが確定してたりします('A`) 

 と、そんな中遅めGWな感じで5/6〜9で、母方の田舎の宮崎に行ってたんですわ。おかんの一番上のお姉さん(92歳)(おいらにとっては伯母1)がもうだーいぶ認知症が重度になってきてしまい、その世話をしてた娘(67歳)(おいらからは従姉1)も精神的にもまいってしまって一時的ではあるけどホームに預かってもらうことになって、ようやく従姉も眠れない夜から開放されたということで色々とお見舞い兼ねてお邪魔することに。余計に気は遣わせちゃったトコはあるんで申し訳なかったんだけどね(;^ω^)

 伯母のお見舞いの合間でなんとなく観光と従姉と従兄に会えたらいいねーというのが今回の訪問だったんですが、2日目の5/7日。伯母2(90歳)が、市民の森というところに菖蒲園があるので、「今きっとシーズンだから行ってみるといいんじゃない?」というので、行ってみることに。その公園の近くに江田神社といういざなぎのみことがみそぎをしたという池の裏にある神社にお参りした後、市民の森に行ったんですわ。そしたらですね、ちょーーーっと時期が早かったようで咲いていたのはほんの1〜2本。あれえぇぇぇ。見事に緑だねえw
 というわけで、まああとはここだだっ広い公園なので特に歩いて見るもんもないかーと次の場所へ行こうとしたんですわ。そしたらですね、天使と出会ってしまったのです(´д⊂)
 菖蒲園に一番近いのが駐車場と隣接してる売店だったのでそこを通って駐車場に行こうとした途中、ちょうどベンチに腰をおろした母の足元にちっちゃい子猫が。。

 伯母2が「ああぁ!そこ、そこ!ちっさいのおる!おると!」と言うと「ああ!あかんあかん!あかんて!見たらあかん!行こう!相手にしちゃあかんて!」と従姉1が。(2年前自分が入院中に飼猫が亡くなるということがあって非常に猫に対しては敏感なのでした。)
 しかし子猫たんは母の足をよじよじ登ろうとしている。久しぶりにちびっ子になつかれたウチの母「あららららー!こんなちっちゃいー!あらー!」おいらはというともう「うああああああ!」てなって萌死しました。とってもアメショな感じの可愛い子です!え?え?野良ちゃんなの?え?やだ、超カワイイ!でも、旅先なわけでこの日も他に色々と予定があってどうすることもできないよね…ということで、ものすごく後ろ髪引かれる形でこの場を後にしたのでした。

 その後昼食を予約してもらっていたのでレストランで季節の創作和食などをいただいて一息して「さて次どこへ行く?」となった時に、どうしてもやっぱりさっきの天使ちゃんが気になって、「ごめん、ちょっとさっきの公園戻ってもらってもいい?」と従姉に頼んで戻ってもらって天使ちゃんを探すも見つからない。。
 最初に見た場所近辺くまなく探してみたけど居ない。念のためと従姉が売店のおばちゃんに子猫見なかったか聞いてくれた。すると、「さっきまでこの辺にいたんですけどねー。」と。そこでそのおばちゃんが言うにはこの場所が残念ながら捨て猫や犬が多い場所で、ご自身でもここで捨てられた猫と犬を飼ってると。そしてあの天使ちゃんは前日には見かけなかったので、まさにこの日(5/7)に捨てられたと。

 あまりにも可愛かったので、もし誰も引き取り手がなかったら連れて帰ってもいいかな…とも思ったって言ってらしたので、「じゃあもう連れていかれたとしても、後で見つかったとしてもこの売店のおばちゃんがこう言ってるんだから悪いことにはならないよ!」と思う事にしてフローランテ宮崎というとこのバラ園を見に。まーバッチリタイミングの季節なので園のバラは満開!その他にも温室の方には大量の胡蝶蘭が!(うーんこれ買うといくらなんだろなという邪推が入ったり入らなかったりw)一通り見回った後、ちょっと休憩してさて、もう帰るか次どっか行ってみるか?となった時。
従姉1が「も、もっぺん戻ってみる?」と言い出す。もう1回は無いよね…って自分の中で納得させてたつもりがそんな言葉に「え?行ってくれるの!?」思わず言ってしまった。「ええわ、近くやし…。」伯母2も母も「いいよ、これで居なかったらもう縁が無かったってことで…」と。
 でもここで保護しても従姉の家では飼えないというのになんだかんだみんな気になってしょうがなかったのだ。なんか、拾われたにしてもおばちゃんが連れてってくれるにしても、見つけちゃった手前今後無事な形になるならそれでいいと。それで確かめたい気持ちがみんなにあったんだろうと。
 で、市民の森3度目。最初に発見した周りを見渡すも居ない。周りの植え込みも探す。少し離れたとこも探す。居ない。そこで植え込みから猫の声。居たか?と思ったら全然違う子が…
その後ろからまた違う子が。だいたい1歳くらいの体の大きさ。あぁこういうことなのかと思った。きっとこの子らも捨てられた子なんだと。ちょっと複雑な気持ちになった。みんなに幸せになってほしいけど、ともかくあの天使ちゃんはあの大きさじゃ自分で餌も捕れないだろうと。そしてしばらく探してやっぱり居なかったので売店のおばちゃんに「見つかったらよろしく!」とお願いしたとこで、うちの母が売店の「ソフトクリーム食べる!」と言い出す。「えぇー、いいよぉーじゃあもう帰りにしなよぉ。」と言うも「食べる!半分こしよう!」とか言って「いいよ食べたかったら一人で食べて…」なんて言い合いをしつつ結局母はソフトクリームを買ってきて、ベンチに座って一口食べたところで、「あ!!!!いるじゃん!!!!」と。。振り返ると公園に遊びに来ていた子供らにわちゃわちゃにされてる天使ちゃんが!!!

 「あああああ!!!いたあああぁぁぁ!!!」思わず駆け寄って子供らに「どうする?この子持って帰る??飼える??」とド直球で聞くと子供のお母さんらしき人が「いや、、ウチは無理です。」と。そこで天使ちゃんをおばちゃんの元へ。「いました!いましたよ!!で、おばちゃん連れてってくれる?」と聞くとやっぱりもう猫2匹犬1匹居るので難しいと。では…。連れてきます!!東京まで!とそこで宣言してしまったのでもう決まりです。はい、保護しました!従姉1の家までの道中の車の中で、疲れてたからなのか安心したのか、ぐっすりおいらの腕の中でねんねしてた天使ちゃん。よくよく考えてなんであんなトコにいたんだろうと思っても、周りに民家無いんですよね。だから迷い猫ではなくやっぱり連れてこられたとしか考えられないんですよね。

こんなカワイイ子を!!なんで!!しかし連れて来てしまったものの、この子が何か病気持っていたらウチの先住の4匹があかんことになってしまうので、まずは検査ということで、キャリーをホームセンターでゲットした後従姉の家の近所の動物病院へ。
感染症パッチテストを行ってもらったところ…。。。猫エイズの反応がとっても微妙な状態で出てしまったのでした。陽性と言い切れない感じのとてもグレーな陽性。もしかしたらまだ生後まもなく母親から受け継いでるものなので成長の過程で消えるかもしれないけど今はなんとも言えないと言われてしまい、ちょっとショックを受けましたが、完全にクロなわけじゃないから希望を持とう!ということでそこも承知の上で宮崎より1,100Km旅して羽田まで来ちゃった天使ちゃん。飛行機にのせるにあたって気圧とか影響するのかなとすごく心配したけど音がうるさかったのか少々怯えてる状態ではあったけど案外ケロっとしてました。
 家にケージを用意してもらっておいたので早速そこに入ってもらうと先住にいちゃんねえちゃんたちがまあ気になる気になるwもう入れ代わり立ち代わりで見に来る見に来るw
 これでなんとか先住とは別に生活できるかな…と思ったところで、天使ちゃん、あまりにちっこいのでケージの柵からアタマをむりくり突っ込むと抜け出られることを覚えてしまい、ケージ買った意味がまるで無くなった件・・・('A`)

 
まあ…もう少し大きくなったら逆に出られなくなるのかなw でも一回外(とはいえ部屋の中ですが)の自由さ知ったら戻ってくれなさそうなんだよなあ。。東京に連れて帰って来てからう◯ちがちょいとピーピーな感じなので地元のかかりつけのお医者さんにも見せてみて、ただいまお薬で治療中です。虫下し・ノミ・ダニ・フィラリア予防のお薬つけてもらってピーピーのお薬も出してもらいました。お薬飲み始めてまだ3日くらいですがまーだ固まってくれない感じ。う◯ちな検査もやってもらったら
回虫がいたモヨウ。ということは…すごく人に慣れてはいたけどしばらく外に居た子だったのかなぁ、とりあえず人の目がある時は開放してあげてるけど、寝る時と外出時は可哀想だけどお姉ちゃんお兄ちゃんとは別に居てもらってます。
あー、ほんと、もう早いとこHIV陽性から陰性になってくれますように!!!

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